十代から二十代に差し掛かったぐらいだったと思います。姉とニヤニヤしながら音楽を聴き合っていました。
「あ、これいいね」
姉からそんな言葉がこぼれたのは、私がおすすめした大野ソウさんの「Feast of 5th」という曲でした。
大野ソウさん、そして山口ノリコさんによる音楽ユニットakaiaizが、7/1からまた音楽配信を再開しました。しばらく配信が停止されていたんです。再開、本当に嬉しかったです。またあの音楽を、サブスク型の配信プラットフォームで聴ける。すでにアルバムを三周ほど聴き、改めて思います。類を見ないセンスの方々だなと。

大野さんソロ名義の曲からも、akaiaizからも、私にはこの人達が本当に音楽が好きなんだなということを感じます。そして、ない混ぜになった言語化できない感情を、音楽にぶつけにいっているようなエネルギーも感じられます。それは、私に陶酔感や勇気をくれます。
akaiaizの楽曲は、サイケ、ハウス、ポップス、アンビエント、ロックなどの様々な要素と、山口さんの歌声が複雑に絡み合い、展開していきます。展開のさせ方が多様ですごく好きです。ぐあっと気分を上げてくれたり、徐々に引きずり込んだり、気分を落ち着かせてくれたり。あまり他のアーティストを事例にして紹介するのは好きではないのですが、akaiaizには、bjorkやshpongleのような、そんな雰囲気やカリスマ性を感じています。
akaiaizはSNSなどで自身たちのことをアピールするタイプではないので、謎が多いです。ですがそのミステリアスさも素敵です。作曲数も多く、大野ソウさんソロ名義のアルバムを含めた私のプレイリストは、のべ5時間のプレイリストになっていました。YouTubeに投稿されては消されたりする曲もあるので、実際にアウトプットしている数はもっとあるのだと思います。(正直、コメント入れた動画が消されてたのはちょっとショックでした・・・でも音楽を続けてくれて、ありがとうございます)
音楽は特定の場所で販売・頒布するより、Apple musicやSpotifyのような配信プラットフォームで配信した方が、他の人と音楽を共有しやすいと思ってます。だからこそakaiaizには、是非ともサブスク型の配信プラットフォームにいて欲しい。なぜかといいますと、「こ、こんなかっこいい音楽、あるんだけどさ…」というニヤニヤとしたコミュニケーションを音楽好きな人としたいからです。
私はキャッチーで、わかりやすい曲も好きです。ですがakaiaizから感じられるような、「なんだこれ」という初めて音楽と出会った時のような衝撃や新鮮味が欲しい時があるんです。そんな音楽をみんなと共有して話題にしあえるのって、なんか、いいなって。楽しいなって。思うんです。だから、配信プラットフォーム上にakaiaizが居続けて欲しい。そんなことを願っています。
アルバム配信してくれるとのこと、非常に嬉しいです。今度は妹にでも投げつけてやろうかしら。
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